日々

登美彦氏、岩井圭也氏と対談する

先日、森見登美彦氏は狸谷山不動院を訪ねてトークイベントを行った。「護摩祈祷」によって始まるという不思議なイベントで、たいへん貴重な経験であった。 狸谷山不動院の皆様、売店の皆様、そして長い石段をのぼってご参加いただいた皆様に御礼を申し上げま…

 今日マチ子さんの10周年

センネン画報 +10 years作者: 今日マチ子出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2018/05/10メディア: コミックこの商品を含むブログ (1件) を見る 今日マチ子さんが10周年を迎えたそうである。 じつは森見登美彦氏はデビュー作の帯にコメントを書いた。 新刊の…

 日本ファンタジーノベル大賞と太陽の塔

隣のずこずこ作者: 柿村将彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2018/03/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る 日本ファンタジーノベル大賞が復活した。 その記念すべき最初の受賞作がこちらである。 「火炎を噴く巨大な信楽焼きの狸を連れた女…

エッセイ集『太陽と乙女』発売されました。

新刊『太陽と乙女』が書店にならび始めた。 夜眠る前にでも、ぽつぽつ読んでいただければ幸い。 以下はこの本の「まえがき」である。 ひとつ考えてみていただきたい。 眠る前に読むのはどんな本がふさわしいだろうか。 たとえば「ムツカシイ哲学書を読めば眠…

もろもろお知らせ

毎度のことで呆れるほかないが。 次作『熱帯』の執筆が難航中のため、登美彦氏はとうぶん熱帯の島から帰ることができない。2017年の夏が終わるまでには帰ってくる――それはなんと甘い期待であったことか。これはもう死闘である。この日誌を更新する気力も湧か…

森見登美彦氏、テレビで語らう

森見登美彦氏がテレビで語らう予定である。 お相手は上田誠氏と万城目学氏。 なんだか万城目氏を冷たくあしらっていたような感触があるばかりで、一体なにを語り合ったものか、登美彦氏の記憶は朦朧としているが、おそらく有益なことは何ひとつ喋っていまい…

「わたしは『夜行』をこう読んだ!」結果発表開始

アニメ「有頂天家族2」も残すところあと三話となった。 今さら森見登美彦氏にできることは何もない。アニメの内容も狸的修羅場を迎えつつあるが、おそらく富山の方面も狸の手を借りたいほどの修羅場を迎えているにちがいないのである。なんの足しにもならな…

「有頂天家族2」記念切符

先日、森見登美彦氏は叡山電車の出町柳駅を訪ねた。 今年の三月に登美彦氏の十周年記念イベントが叡山電車にておこなわれたのだが、その際に用いた特別製「ヘッドマーク」を寄贈しに出かけたのである。ヘッドマークとは列車の前や後ろに掲げる、列車名を記し…

森見登美彦氏、広島へ出かける。

夜行作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 小学館発売日: 2016/10/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (36件) を見る 徳は孤ならず 日本サッカーの育将 今西和男作者: 木村元彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 2016/06/24メディア: 単行本(ソフトカバー)…

テレビアニメ「有頂天家族2」関連書籍

アニメ「有頂天家族2」の開始にともなって、『有頂天家族 二代目の帰朝』が文庫化される。 もろもろ、よろしくお願いいたします。 有頂天家族 二代目の帰朝 (幻冬舎文庫)作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2017/04/05メディア: 文庫この商品を…

映画「夜は短し歩けよ乙女」関連書籍

森見登美彦氏は奈良にて春の空をボーッと眺めている。 映画「夜は短し歩けよ乙女」とTVアニメ「有頂天家族2」が始まろうとしているとは思えないほど、奈良はのどかである。登美彦氏は淡々とした日々を送っている。次作『熱帯』を執筆するか、のりあげた暗礁…

10周年の終わり、広島本大賞、「夜は短し歩けよ乙女 銀幕篇」

2017年の四分の一が終わろうとしている。 この三ヶ月、森見登美彦氏は近年まれに見る多忙ぶりであった。年明け早々の下鴨神社におけるイベントを皮切りに、直木賞関連のもろもろ、10周年記念イベント、劇場アニメ「夜は短し歩けよ乙女」のもろもろ、テレビア…

登美彦氏、フロンティア文学賞候補作を読み耽る

一月の終わりである。 我らが2017年もすでに「十二分の一」を終えた。 森見登美彦氏は時間に追われるのを嫌悪する者だが、しかし年頭に2017年氏から言われた言葉が頭からはなれない。 彼はこう言ったのである。 「すでに新年は始まっている。この確固たる事…

イベント、出版、連載のお知らせ

森見登美彦氏が直木賞との対決にそなえて英気を養っている間、さまざまな出来事があった。 まずは下鴨神社にて、アニメ「有頂天家族2」の成功を祈願するイベントがあった。かわいい狸ポンチョをかぶった毛玉たちが大勢集まってお祈りをするとともに、アニメ…

森見登美彦氏、直木賞に敗北する

昨日、森見登美彦氏は京都駅の新幹線ホームに立っていた。 ボーッとしていると、声をかけてくる人があった。 誰かと思えば本上まなみさんだった。 登美彦氏は驚いて「うわ!」と言った。 本上さんは笑っていた。 「これから東京ですか?」 「今日は直木賞の…

年頭之感

謹賀新年 「ともかく十周年は終わりましたよ」 筋骨隆々の2016年氏はそう言った。 「ともあれ、これで前へ進めるわけですな」 2016年氏は肩の荷を下ろしたようにホッとした顔つきで去っていった。 「年末年始に立て籠もりたい」 森見登美彦氏はつねづねこの…

『夜行』を読み解くための「10」の疑問

小学館の『夜行』紹介サイトに、 『夜行』を読み解くための「10」の疑問 という新しいコーナーができた。 こちら→ http://www.shogakukan.co.jp/pr/morimi/10Q.html これらの疑問に答えられなければならぬ、ということではありませぬ。 答えられなくても全…

『夜行』が直木賞の候補となる。

『夜行』が直木賞の候補になった。 『夜は短し歩けよ乙女』から十年ぶりのことである。 それにしても急に色々なことが動く。 森見登美彦氏は落ち着かず、奈良盆地の底をうろうろしている。 「春を待たずに燃え尽きてしまうのではないか?」 と関係者は心配し…

森見登美彦氏、右往左往する。

ダ・ヴィンチ 2016年12月号出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2016/11/05メディア: 雑誌この商品を含むブログ (1件) を見る 雑誌「ダ・ヴィンチ」において、森見登美彦氏の十周年記念おわり記念特集がおこなわれている。登美彦氏のインタビュー、能登麻美子…

「十周年記念企画」と「王様のブランチ」について

そろそろ『夜行』が全国の書店へ行き渡りつつあるという。 森見登美彦氏はどちらかといえば明朗愉快な作品のものが多い。考えてみれば『きつねのはなし』は十年前の作品なのである。しかし『きつねのはなし』の原形となった作品はさらに時間をさかのぼって、…

森見登美彦氏、『夜行』を書き終える。

森見登美彦氏は、ようやく『夜行』を書き終えた。 『夜行』は「旅先の夜」にまつわる物語で、『きつねのはなし』から十年ぶりの怪談連作となる。「夜行」とは夜行列車の夜行であるかもしれず、百鬼夜行の夜行であるかもしれぬ。 この作品を書き上げるまで、…

前野ひろみち氏『ランボー怒りの改新』(星海社FICTIONS)

ランボー怒りの改新 (星海社FICTIONS)作者: 前野ひろみち,KAKUTO出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/08/11メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (3件) を見る ランボー [Blu-ray]出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジ…

森見登美彦氏、北野勇作氏『カメリ』文庫解説を書く

カメリ (河出文庫)作者: 北野勇作出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2016/06/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見る アメリ [Blu-ray]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント発売日: 2010/08/25メディア: Blu-ray購入: 3…

舞台『有頂天家族』無料放送

舞台「詭弁・走れメロス」が再演されるということもあり、こんな放送があるという。というわけでお知らせである。 - ◆森見登美彦原作舞台 七変化音楽劇『有頂天家族』(2014年1月本多劇場) アメーバフレッシュ無料放送! 舞台 青春音楽活劇「詭弁・走れメロ…

お知らせ色々

万城目学氏が分厚い新刊を出したりするのを横目で見ながら、森見登美彦氏はえんえんと次作の支度をしているのである。 登美彦氏はずっと『夜行』の世界で暮らしている。 夜明けは二度と来ないのではないか――そんな絶望に駆られる。 主観的には怠けているわけ…

年頭之感

謹賀新年 実りの少ない一年の「年越し」は切ない。 自分には年を越す資格がないように感じられ、できることならば2015年の大晦日に立て籠もりたくなる。しかし紅白歌合戦と「ゆく年くる年」の残酷なリレーは、実りない一年を過ごした小人の背を容赦なく小突…

フジモトマサル氏

フジモトマサル氏が亡くなった。 かつて森見登美彦氏が雑誌で「有頂天家族」を連載したとき、初回の挿絵を担当したのがフジモトマサル氏だった。 狸小説がきっかけで出会ったのだから、数年後に「聖なる怠け者の冒険」というぽんぽこ小説を朝日新聞夕刊に連…

 お詫びと訂正

『有頂天家族 二代目の帰朝』をお持ちの方は、p.71を開いていただきたい。 「南禅寺は東山の山懐にある曹洞宗の古刹である」 という文章がある。 これは誤りであり、南禅寺は臨済宗である。 「臨済宗大本山南禅寺」 http://www.nanzen.net/about.html よりに…

サイン会の御礼と宣伝

「先日のサイン会ではありがとうございました」 と、森見登美彦氏はぷつぷつ御礼を述べている。 大阪グランフロント紀伊国屋書店、桂川イオンモール大垣書店のサイン会は無事に終了した。遠くは九州や四国から海を渡り、あるいは東京のサイン会を逃してわざ…

『有頂天家族 二代目の帰朝』特設サイト

おかげさまで毛深い子は全国の書店の店先から順調に飛び立っているという。 森見登美彦氏は「ありがたやー」と手を合わせるしかないのである。 幻冬舎plusというところで、 下記のようなページが開設されている。 http://www.gentosha.jp/articles/-/3247 ア…