『熱帯』(文春文庫) 9月1日発売

はやいもので単行本の『熱帯』が出版されてから千夜が経つ。 というわけで『熱帯』が小型化される。 いつも登美彦氏の言っていることだが、「大きなものと小さなものを揃えるのは紳士淑女のたしなみである」。田中達也氏による美しいカバーが(小さくなって…

8月12日はタイムマシンの日。

『四畳半タイムマシンブルース』刊行から早くも一年が過ぎた。 納涼古本まつりも昨日から始まった。 というわけで、8月12日はタイムマシンの日である。 www3.nhk.or.jp

長尾真さんとの思い出

www.kyoto-u.ac.jp 森見登美彦氏は大学院に在学中の2003年、『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビューしたが、その年まで京都大学の総長だったのが長尾真氏である。といっても、四畳半アパートでモゾモゾしている腐れ大学生が総長と顔を…

超短編・大どんでん返し「新釈『蜘蛛の糸』」

www.shogakukan.co.jp 小学館の文芸誌「STORY BOX」6月号(5月20日発売)に、「大どんでん返しspecial」第一回として、森見登美彦氏の超短編「新釈『蜘蛛の糸』」が掲載されている。芥川龍之介の有名な短編小説「蜘蛛の糸」を一度グイッと裏返し、さらにもう…

舞台「夜は短し歩けよ乙女」特別番組

www.yoruhamijikashi.jp 昨日、舞台「夜は短し歩けよ乙女」に向けた特別番組がフジテレビにて放映されましたが、その完全版がyoutubeにもアップされました。【冬】では、森見登美彦氏が進々堂にて、中村壱太郎氏・上田誠氏と鼎談しております。 www.youtube.…

「夜は短し歩けよ乙女」舞台化される。

www.yoruhamijikashi.jp 「夜は短し歩けよ乙女」が舞台化される。 脚本と演出を手がけるのは劇団ヨーロッパ企画の上田誠氏である。 上田誠氏にはこれまで、TVアニメ「四畳半神話大系」、劇場版アニメ「夜は短し歩けよ乙女」と「ペンギン・ハイウェイ」といっ…

森見登美彦氏、清風荘でアレコレ語る(動画公開)。

第77回京都大学未来フォーラムの動画が、京都大学のYoutube公式チャンネルにて一般公開された(全三回)。昨年、森見登美彦氏が京都大学の藤原辰史氏とアレコレ語り合ったものである。収録日がちょうど快晴だったこともあり、西園寺公望の私邸として建てられ…

「STORY FOR YOU」(講談社)

講談社から「Story for you」という本が発売される。 62人の作者が書いた掌編を集めたもの。すべて短い物語なので、お風呂で読んだり、寝る前に布団で読んだりするのに最適であろう。森見登美彦氏の書いた掌編「花火」も収録されている。 よろしくお願いしま…

森見登美彦氏、京都市芸術新人賞をもらう

森見登美彦氏は「京都市芸術新人賞」をもらうことになった。 京都市芸術新人賞については下記をごらんください。 https://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000279484.html 「京都市では,本市出身者又は本市内において活発な文化芸術活動を行い,全国的に…

謹賀新年

明けましておめでとうございます。 そして本日、森見登美彦氏は四十二歳になった。 誰だって生きているかぎり歳はとっていくし、「四十にして惑いまくり」というのも現代ではお馴染みの感慨で、登美彦氏が四十二歳になったからといって、世間としてはどうで…

柿村将彦『隣のずこずこ』(新潮文庫)

日本ファンタジーノベル大賞2017の受賞作、『隣のずこずこ』が文庫化される。 森見登美彦氏も出身者であるところの日本ファンタジーノベル大賞がいったん中断され、嬉しくも復活した第一回目の受賞作である。恩田陸氏、萩尾望都氏、登美彦氏という面々でのぞ…

森見登美彦氏、清風荘へ行く

本日から、このようなものがオンデマンド配信されている。 かつて大学生であった昔、森見登美彦氏は出町柳駅と百万遍の間を数え切れないほど行き来した。当時「ここはどういう土地なのだろう?」と怪訝に思いながら通りすぎていた塀の向こうには、清風荘とい…

『化け物心中』(KADOKAWA)

化け者心中 作者:蝉谷 めぐ実 発売日: 2020/10/30 メディア: 単行本 冲方丁氏、辻村深月氏といっしょに森見登美彦氏が選考委員をつとめている、野生時代新人賞の受賞作である。発売日は十月三十日。登美彦氏は帯にコメントを書くように依頼されたのだが、こ…

『ほんのよもやま話』と『この本を盗む者は』

ほんのよもやま話 作家対談集 発売日: 2020/09/30 メディア: 単行本 ところで、こんな本が出てヲリマス。 畑野智美さんと森見登美彦氏の対談が収録されている。それにしても、どうして登美彦氏はなんの脈絡もなく藤枝静男の『田紳有楽』を畑野さんに押しつけ…

森見登美彦氏、ファンタジーについて語る。

熱帯 作者:登美彦, 森見 発売日: 2018/11/16 メディア: 単行本 ガラン版 千一夜物語(1) 発売日: 2019/07/19 メディア: 単行本 十一月、森見登美彦氏は、国立民族学博物館の西尾哲夫教授とファンタジーについて語るらしい。西尾先生には一昨年の『熱帯』以来…

森見登美彦氏、三度目の生配信をする。

四畳半タイムマシンブルース (角川書店単行本) 作者:森見 登美彦 発売日: 2020/07/29 メディア: Kindle版 おかげさまで『四畳半タイムマシンブルース』は着実に増刷を重ね、先日十万部に達したのである。 とはいえ、あまり得意そうな顔もできない。 そもそも…

森見登美彦氏、四畳半動画を観る。

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森見登美彦氏、遅れに遅れて帳尻が合う。

四畳半タイムマシンブルース (角川書店単行本) 作者:森見 登美彦 発売日: 2020/07/29 メディア: Kindle版 今作は八月十一日と十二日の物語である。 ちょうど今日と明日、作中作外がリンクする。 というわけで、読むなら今である(だからといって、「明後日以…

清らかなおっさんたちは清らかな怪獣と化すであろう。

四畳半タイムマシンブルース (角川書店単行本) 作者:森見 登美彦 発売日: 2020/07/29 メディア: Kindle版 先日、『四畳半タイムマシンブルース』の増刷が決まった。 こんなにも早く増刷になるのは小説家人生で初めてのことである。 出版前、登美彦氏はうじう…

ドロステのはてで僕らは四畳半タイムマシンブルース

四畳半タイムマシンブルース (角川書店単行本) 作者:森見 登美彦 発売日: 2020/07/29 メディア: Kindle版 森見登美彦氏、じつに久しぶりの「腐れ大学生」小説である。 『四畳半神話大系』から十六年、それだけの歳月を超えて、かつて書いたキャラクターをふ…

(ふたたびお知らせ)森見登美彦氏、配信する。

本日、6月30日22:00より上田誠氏・万城目学氏と。 www.youtube.com

森見登美彦氏、「京大的文化」について語る。

京大的文化事典 自由とカオスの生態系 作者:杉本恭子 発売日: 2020/06/26 メディア: 単行本 つねづね森見登美彦氏の考えていることがある。 今の京大生というものは、きっと登美彦氏のことを、 「なんやアイツ」 と思っているにちがいない。 登美彦氏が京大…

森見登美彦氏、ふたたび生配信をする。

先日、森見登美彦氏は小説「四畳半タイムマシンブルース」の連載開始を祝って、劇団ヨーロッパ企画の上田誠氏と生配信をおこなった。 次は万城目学氏もまじえた三人である。 6/30(火)22:00~ 万城目さんと森見さんと上田が近況を報告しあう会 www.europe-kik…

『四畳半タイムマシンブルース』(KADOKAWA)7月29日発売!

prtimes.jp まずはご報告であります。 四畳半タイムマシンブルース 作者:森見 登美彦 発売日: 2020/07/29 メディア: 単行本

『太陽と乙女』(新潮文庫)

太陽と乙女 作者:森見 登美彦 発売日: 2020/06/24 メディア: 文庫 6月24日、森見登美彦氏のエッセイ集『太陽と乙女』文庫版が発売となる。 デビューから十七年、ほぼすべてのエッセイをぎゅうぎゅうに詰めこんであるので、文庫版はじつに561ページという…

森見登美彦氏、読んではならぬ怪文書を読む。

kadobun.jp たしかにこれは「怪文書」である。 賢明なる読者諸氏はこんな胡散臭い文章を読んで時間を空費してはならない。この記事において仄めかされていることが真実か否か、そんなことは前野ひろみち氏の著作を自分で読めば容易に判断できよう。 なお、前…

前野ひろみち『満月と近鉄』(角川文庫)

満月と近鉄 (角川文庫) 作者:前野 ひろみち 発売日: 2020/05/22 メディア: Kindle版 森見登美彦氏が「四畳半タイムマシンブルース」という畳ギャラクシーSFの連載を始めるのと時を同じくして、奈良の畳屋さん・前野ひろみち氏の伝説的短編集(『ランボー怒り…

森見登美彦氏、生配信をする。

kadobun.jp 先日お知らせしたとおり、カドブンというところで「四畳半タイムマシンブルース」の連載が始まった。小説『四畳半神話大系』と舞台『サマータイムマシン・ブルース』を強引に融合させてしまおうという企画である。 原案者の上田誠氏に「せっかく…

『四畳半タイムマシンブルース』連載開始

kadobun.jp うかうかしているうちに、 『四畳半タイムマシンブルース』、 本日からカドブンにおいて掲載開始である。 五月、六月、七月の三ヶ月にわたって連載される。 森見登美彦氏の小説『四畳半神話大系』およびヨーロッパ企画の舞台「サマータイムマシン…

『フジモトマサルの仕事』(平凡社)

フジモトマサルの仕事 (221) (コロナ・ブックス 221) 作者:フジモトマサル 発売日: 2020/04/27 メディア: 単行本 フジモトマサル氏のいろいろな仕事がぎっしり詰まった本である。氏には登美彦氏もたいへんお世話になった。というわけで、文章を寄せている。