先日、森見登美彦氏は叡山電車の出町柳駅を訪ねた。
今年の三月に登美彦氏の十周年記念イベントが叡山電車にておこなわれたのだが、その際に用いた特別製「ヘッドマーク」を寄贈しに出かけたのである。ヘッドマークとは列車の前や後ろに掲げる、列車名を記した図案のことである。登美彦氏の描いた落書き「無人島のおじさん」をベースにデザインされている。前と後ろの二つを作成したので、残りの一つは登美彦氏の秘密基地に飾ってある。
出町柳駅を訪ねた際、登美彦氏は叡山電車の方から「有頂天家族2」の記念切符をもらった。「おもしろき古都は、良きことなりきっぷ」という。
下鴨家の兄弟やその母、南禅寺玉瀾の姿が印刷された特別入場券はたいへんかわいらしい。次兄の化けた叡電が印刷された「叡山電車一日乗車券」もある。鞍馬駅、貴船口駅、八瀬比叡山口駅、一乗寺駅、出町柳駅の各駅でそれぞれ一枚ずつ入手することができる。
これを機に叡山電車の路線を制覇するのも楽しいにちがいない。
京都にお越しの際はぜひどうぞ。
詳細は下記のリンク先をご参照いただきたい。
https://eizandensha.co.jp/event/detail131/