2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

登美彦氏、告白する。

今日はたいへん涼しい一日であった。 登美彦氏は最近、あれこれとこづき回されるように忙しかったので、本日は部屋でユックリしようと考えた。 それでも基本的には机に向かうのが登美彦氏の偉いところだ。 あんまり偉いと思ってくれている人がいないようだが…

「YomYom」 4号

特集「ブンガク散歩に出よう」 「登美彦氏、京都をやや文学的にさまよう」 そこで登美彦氏は、学生時代、五年に亘って苦楽をともにした戦友と、西田幾多郎『善の研究』を読もうと企てたことを思い出した。彼らは京都に世話になっているから、せめて恩返しし…

登美彦氏、サイン会へ出かける。

サイン会の詳細が決まったので、ここに発表する。 『有頂天家族』発刊記念サイン会 場所 リブロ池袋本店 日時 10月14日(日)14:00〜 定員 100名(要整理券) お問い合わせ 03-5949-2910(代表) 登美彦氏は以下のように述べている。 「前回よりも少し人数が…

 登美彦氏、サイン会に赴く予定(十月上旬)

いろいろ調整中であり、サイン会についてのお知らせが遅れております。 今しばし、お待ちください。

「小説宝石」 10月号

美女と竹林 第十回「竹林へ立ち向かう四人の男」 締切次郎の襲来、予想外のオメデタ、自己管理能力の欠如によって、森見登美彦氏の竹林伐採事業は暗礁に乗り上げていた。名誉は大文字山の斜面を転げ落ちるように失墜、森見Bamboo社設立の夢は遠のく。たび重…

 『有頂天家族』(幻冬舎)

毛深い子、生まれました。 9月27日頃から書店に並ぶ模様。 出版にともない、東京あるいは京都にてサイン会が行われるというが、詳細はまだ分からない。 判明次第、告知する。 毛深い狸たち、京都上空を飛行する天狗たち、天狗を足蹴にする半天狗、狸を食…

登美彦氏、驚く。

森見登美彦氏がふと「うぃきぺでぃあ」を見ると、もう記述が変わっていたので驚いた。 「どなたか存じませんが、かたじけないかたじけない」 と登美彦氏は言っている。

登美彦氏、うぃきぺでぃあを読む

森見登美彦氏はうぃきぺでぃあというものを読む。 自分の項目が立てられていて、自分のやってきたことが細かく書かれていることに驚いたが、以下の記述がへんな気がした。 (本上まなみさんが)森見の多くの作品におけるキーパーソン「黒髪の乙女」のモデル…

登美彦氏、祝杯をあげる

学生時代、登美彦氏とともに大文字で肉を焼き、真夏に自転車で琵琶湖を一周して死にかけ、哲学の道で『善の研究』を読もうとして挫折し、地主神社で「恋が実る」石を手探りしておうおう泣いた戦友があった。 名を明石氏という。 登美彦氏が大学で学んだこと…

「asta*」 10月号

恋文の技術 第六話「続・私史上最高厄介なお姉様へ」 これは守田一郎による犯行声明であります。 パソコンの在処を教えて欲しければ、以下の要求にこたえよ。 一、守田一郎を顎で使わない 二、朝と晩には必ず守田一郎のおわします方角に向かって礼拝する 三…

登美彦氏、東京より帰還

森見登美彦氏は昨日夕方より東京へ出かけていた。 そうして幻冬舎の方々とお酒を飲みながら『有頂天家族』の重厚な装幀を眺めて有頂天となり、ホテルに泊まって精神統一のためにレゴを作り、角川書店の人たちと打ち合わせをし、NHKへ出かけてテレビに出た…

登美彦氏、ハッと気づく。

登美彦氏は「むつかしいヨむつかしいヨ」と泣きべそをかきながら、京都文学散歩のような文章を書いていた。 ときおり、登美彦氏を「読書家」だと勘違いする人がある。 しかし登美彦氏は「読書が好きでたまらない」というような純粋な魂を持つ読書家ではない…

登美彦氏、時空を歪める

森見登美彦氏は何を間違ったか、締切をいろいろと重ねてしまった。 あまりにも締切が重なると、いろいろと宇宙的な問題が起こって、時空がゆがむという。 登美彦氏はその時空のゆがみを利用して、締切がすべて終わった九月後半へタイムスリップする計画なの…