2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

登美彦氏、スランプから復活。

森見登美彦氏は机の前から身動きできない黄金週間を迎えた。 とはいえ実質的に進む量は微々たるものである。なぜなら登美彦氏が執筆するときの合い言葉は「三歩進んで二歩下がる」だからである。登美彦氏がダメになってくると、合い言葉は「三歩進んで三歩下…

登美彦氏、うめく。

「ちょっとスランプ!以上」

「小説宝石」5月号(発売中)

美女と竹林 第五回「竹林の夜明けは遠かった」 登美彦氏が暮らしていた四畳半王国(=学生時代)においては、時間と才能の空費は輝かしき勲章であった。人間としての大きさが「無駄なこと」に注いだ時間と才能の多寡ではかられる世界、いかに手のこんだ方法…

登美彦氏、うむうむと書く。

森見登美彦氏は書いている。 書いている。 「書いている!」と登美彦氏は力強く呟く(おそらく編集者の人に対して)。 しかし書いているからといって完結するとはかぎらないのだ。 完結しないかもしれない。 「しかし、それは私の問題ではない」 登美彦氏は…

登美彦氏、激写される。

本屋大賞授賞式の会場にて、とくに理由もなく万城目学氏を懲らしめるため、登美彦氏はやわらかめの鉄拳をふるった。 本日、その場面を激写されていたことが判明した。 http://www.boiledeggs.com/makime/makimeinfo1.html 「やわらかめの鉄拳を喰らいたくな…

登美彦氏、本屋大賞授賞式へおもむく

あんまり机上で妄想ばかりしているのも身体に悪いと主治医から言われたので、登美彦氏は本屋大賞の授賞式へ出かけることにした。 登美彦氏の目的は以下の二点である。 一、万城目学氏を「ちょっと手加減して」殴ること 二、美味しいものを食べること 東京駅…