2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧
大晦日。 登美彦氏はようやく仕事を納めることにして、美味しいものを食べたりお酒を飲んだり煙草を吸ったりし、ハリーポッターのDVDを連続して観賞し、ハーマイオニーの可愛さの変遷について父親と激論を交わしたりした。そんなことをしているうちにこの…
森見登美彦氏は机に向かうかたわら、気が向けば地下室をうごうごして、掃除をした。 今から一年前にも書いたような覚えがあるが、なにしろきちんと掃除をしなければ、永遠に続く大晦日という時空へ閉じこめられて年が越せないという恐ろしい現象があるからで…
森見登美彦氏が四畳半生活に関する短いエッセイを寄せている模様。
森見登美彦氏が自作について語っている模様。
「京阪神本棚通信」 森見登美彦氏が自作について語っている模様。 いささか風変わりな雰囲気の写真が掲載されている。
森見登美彦氏は仕事を納めることにした。 登美彦氏は意外に勤勉であって、へなへなと文章を書くほかに、秘密の仕事をしているらしい。 「生意気な!」 と言う人もある。 「つとまるのか!?」 と言う人もある。 ともあれ、登美彦氏は本業を首尾良く納めるこ…
「恋文の技術」 第二話「私史上最高厄介なお姉様へ」 四月十一日 拝啓。御無沙汰しております。守田です。 私を覚えておいででしょうか。教授の天才的直感によって白羽の矢を立てられ、山奥の研究所へ島流しの憂き目にある後輩なんぞ、もはやお忘れでありま…
森見登美彦氏はクリスマスイブを迎えた。 世間のごく一部、登美彦氏の処女作を読んだ人は、ひょっとすると登美彦氏がクリスマス大嫌いと考えているかもしれないが、それは端的に言って誤りである。 登美彦氏はクリスマスイブが大好きだ。「好きで好きでどう…
「父の発つ日」(たぬき第五話) 生きてゆくかぎり、サヨナラという出来事と袂を分かつことはできない。 それは人間であろうと天狗であろうと、狸であろうと同じことだ。 サヨナラには色々なものがある。哀しいサヨナラもあろうし、時にはありがたくてせいせ…
美女と竹林 「余は如何にして竹林の賢人となりしか」 残暑の厳しい夕暮れの京都の街を歩きだしながら、登美彦氏は大いなる野望に胸膨らます。 「いずれはカリスマ竹林経営者として、TIMEの表紙を飾る。これはもう、作家業に行き詰まった場合の布石なんて…
報告待ち。
報告待ち。
報告待ち。
報告待ち。
報告待ち。
森見登美彦氏は迷走している。苦闘している。えらいこっちゃ、ということだ。
再告知 『夜は短し歩けよ乙女』刊行記念フリーペーパーは、 以下の書店で配布されている模様。 ときわ書房聖蹟桜ヶ丘店 ときわ書房本店 オリオン書房ノルテ店 三省堂書店八王子店 三省堂書店京都駅店 ジュンク堂書店京都BAL店 ブックファースト渋谷店 ブック…
我が子『夜は短し歩けよ乙女』の健闘をよそに、その父はもはや息も絶え絶えである。 「息子よ・・・父はもうだめだ。あとを頼む」 ようするに登美彦氏はスランプだ。 「何を書いてもオモチロクならない」と氏は憮然とした顔をしている。 それはともかくとし…
森見登美彦氏は、だいぶ危機。 なにかというと、締め切りが。
帰途、森見登美彦氏は、夜道にて缶珈琲を買い、思わず呟いた。 「どうしてくれる!結婚したいと思ってしまった!」