2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧
森見登美彦氏は一日で風邪から立ち直った。 登美彦氏の風邪の治し方は以下の通りである。 ・栄養ドリンクを飲む。 ・ウィダーインゼリーマルチビタミンを飲む。 ・野菜生活をがぶがぶ飲む。 ・うどんを食べる。 ・チーズ蒸しパンを食べる。 ・チーズを食べる…
森見登美彦氏はまた謝罪した。 「先日、『夜は短し歩けよ乙女』の発売を11月29日とお伝えしたが、それは配本日のことであって、東京以外では書店に並ぶのは明日か明後日になるようである。が、東京ではもう並んでいるようである。本当にもう、たびたび申し訳…
森見登美彦氏は『夜は短し歩けよ乙女』の大いなる船出を目前にして二年ぶりに風邪の神に襲われ、高熱を発して寝込んでいる模様。昨夜は京都新聞の取材を受けたが、熱に浮かされて、なにか変梃なことを喋った可能性がある。京都新聞の記事を読むにあたっては…
角川書店の『夜は短し歩けよ乙女』紹介のページ http://www.kadokawa.co.jp/sp/200611-07/ 「それにしても、キュートでポップであろうか?抱きしめたくなるほどラブストーリーであるか?」 登美彦氏は首をかしげている。
登美彦氏は以下のように語って謝罪した。 「先日お伝えしたフリーペーパーの件でありますが、諸事情あって完成が遅れている模様であります。配布される書店についても、あらためて確認中であります。おっとり刀で駆けつけた奇特な方々におかれましては、『あ…
一説によると、『夜は短し歩けよ乙女』の刊行にあわせて、雨に濡れて軒下で震える登美彦氏を応援してやろうと立ち上がった熱い書店員有志の方々によって、不思議なものが配布されるという。そこには新刊の解説に加えて、「森見登美彦で歩く京都MAP」とい…
夜は短し歩けよ乙女作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/11/29メディア: 単行本購入: 40人 クリック: 2,165回この商品を含むブログ (981件) を見る 森見登美彦氏曰く、「地下室に籠もってコツコツと書きためたお話が、今ここに美麗な本と…
対談 「空想でもいい、高らかに青春を謳え」 森見登美彦氏が大森望氏と対談している模様。 「『青春を高らかに謳え』というのは、じつに凄い言葉だ。それにしても、高らかに謳うにあたいする青春であったか?」と登美彦氏は首をかしげている。
近頃、森見登美彦氏は不機嫌である。 「表には偏屈を装い、内では明朗愉快」が信条の登美彦氏も、ここのところ付きまとう「ふわふわ太郎」(不運の神)や己の事務能力のなさにほとほと嫌気がさして、内面まで偏屈になってきた。 本日も登美彦氏は、新しく始…
森見登美彦氏は同期の人々と鍋をつついた。 同期の人々と飲み食いするのは良いことである。そして冬に鍋をつつくのも良いことである。鍋が河豚鍋であることも良いことである。良いことが三重に重なるのはさらに良いことである。そういう素晴らしい環境下にあ…
森見登美彦氏はインタビューの記事をチェックし、おびただしいメールに返事を書き、ピラフを食い、たぬきの話(五話目)を手直しし、『日本文壇史』を読み、寝坊し、『恋文の技術』二話目を完成させ、喫茶店の片隅にて新しい連作の構想を練るふりを巧みに演…
「ヒットの予感」 森見登美彦氏が、こちらでも近日出版される次作『夜は短し歩けよ乙女』について、飽きもせずに語っている模様。語られた内容について、信じるも信じないも読者の自由である。
「今月のおすすめ本」 森見登美彦氏が、近日出版される次作『夜は短し歩けよ乙女』について、少々語っている模様。
森見登美彦氏は河原町ジュンク堂にて、サイン会を行った。 登美彦氏がサイン会を行うのは、二年前『四畳半神話大系』のサイン会をいまはなきブックファーストで行って以来のことである。生涯初のサイン会を行った書店が一年とたたぬうちに河原町から姿を消し…
森見登美彦氏が京都で目覚めると、東京から矢文が飛来していた。そして登美彦氏は「きつねのはなし」が増刷になったことを知った。 だがしかし、登美彦氏は冬の琵琶湖のごとく静かである。 なぜならば、身体が痛むからであり、べつの締切が迫っているからで…
森見登美彦氏は、ふいに襲いかかってきた寒気にびっくりして、「夏が終わったと思ったら、もう冬やんけ!」と叫んだ。「早すぎんか?」 そう言いながら、登美彦氏は痛む身体をおさえている。先日の竹林征伐のツケがまわってきたのだ。 「身体がギクシャクす…
森見登美彦氏は満を持して、竹林伐採事業に乗り出した。 これからの世の中、いかに売れっ子作家といえども、多角的に経営していかなければ立ちゆかないからである。 登美彦氏は司法試験勉強に励む戦友をむりやり連れだし、京都の西、桂へ乗り込んだ。竹林の…
「恋文の技術」 第一話「外堀を埋める友へ」 四月十日 拝啓。お手紙ありがとう。研究室の皆さん、お元気のようでなにより。 君は相も変わらず不毛な大学生活を満喫しているとの由、まことに嬉しく、上には上がいるものだと感服した。その調子で、何の実りも…
森見登美彦氏はひねくれ者の狸たちが乱舞する小説をようやく書き終え、東京へ向かって送り出した。 古本市へ行く気まんまんだった登美彦氏は、すでに時間が五時をまわっていることに気づき、「終わってるがな!」と叫んで、しばらく立ち直ることができなかっ…
森見登美彦氏はまた日帰りで東京へ出かけた。 登美彦氏は決して東京に宿泊しないことで有名である。なぜならばホームシックにかかるからであり、ホームシックがひどくなると身体が灰になるからである。それに加えて、滞っている仕事もあるからである。 登美…