2014-01-01から1年間の記事一覧
登美彦氏は『聖なる怠け者の冒険』が京都本大賞になったと聞いた。 しかしながら、登美彦氏が書いているのは偽京都である。 「ひょっとすると偽京都本大賞を貰ったのでは?」 「狸たちが授与しているのでは?」 登美彦氏はそのように考えて本気にしなかった…
森見登美彦氏は『よつばと!』の新刊を待っているが出ないのである。 しかし「新刊が出ない」ということについては、色々な人が色々な事情を持っていることを、登美彦氏はいやというほど知っている。 もっと我々はやさしさを持たねばならぬ。 「スケールの大…
続篇のことはともかくとして、下記のようなイベントが開催されるのでお知らせする。 続篇のことはTO・MO・KA・KUとして。。。 「有頂天家族」トーク&上映会 2013年に放送され、文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した森見登美彦原作のTVアニメ「有頂…
ついに世界は夏休み的時空間に突入した。 かつて登美彦氏が国会図書館というところで働いていた頃、夏休みは三日間であり、登美彦氏はそれを「三枚のお札」と称して大事に使ったものであった。それが今はどうであろう。夏休みであると言えばいつでも夏休みで…
どれだけの人が気にしている問題か分からないが、ともかく森見登美彦氏は生きているという厳然たる事実をここに報告するものである。 そして、もはや話題にすることさえ憚られるが、登美彦氏はいま『有頂天家族』第二部のえんえんたる書き直しを経てクライマ…
2013年に世に出た『聖なる怠け者の冒険』が本屋さん大賞にノミネートされた。 そういうわけで朝日新聞出版の方々がおおいに奮起して、「聖なる怠け者の冒険」twitterというものを始めた。 twitterはコチラ。 https://twitter.com/namakemono2014 フェイスブ…
森見登美彦氏は机に向かってボンヤリしている。 机上には毛玉や天狗や半天狗や胡散臭い幻術師がこんぐらがっている。 有頂天家族の第二部は着実に進んでいるが、着実にユックリである。脳の谷間から滴り落ちる液体を朱塗りの椀に溜めているかのようにユック…
「明けましておめでとうございます」 森見登美彦氏は言った。 「こちら森見登美彦、生きております」 新年の挨拶にしては、いささか遅すぎるのではないか? すでに世間ではお正月気分が一掃され、大勢の善男善女が「新年の抱負」を実現すべく果敢に走りだし…