2013-01-01から1年間の記事一覧
すでに秋である。 森見登美彦氏はこの夏のことを振り返っている。 アニメ「有頂天家族」は登美彦氏に良い想い出をたくさんもたらしてくれた。南座のイベントに始まり、監督たちとたくさん喋り、富山のPAワークスへ遊びに行ったり、監督のサイドカーにのせ…
「本気ですか?」 と、森見登美彦氏は言った。 しかし松村氏たちはどうやら本気らしいのである。 その証拠に、登美彦氏はこんなチラシを拾った。
京都LOFTに「有頂天家族」のプレミアムショップなるものができる。 その関係で、森見登美彦氏は8月25日にサイン会を行うという。 2013年、登美彦氏は調子に乗ってサイン会やり過ぎの傾向にあるが、10周年なのだから許すべきであろう。 詳細は下記リンク先、…
舞台裏を公開しても楽しいことは何もないが、森見登美彦氏は『有頂天家族』の続編に苦労している。 モタモタしているうちに放送が開始され、放送中のテレビアニメを横目に見ながらその続編を執筆するという、もっとも避けるべき事態に巻き込まれてしまった。…
森見登美彦氏は、テレビでアニメ「有頂天家族」が放送されていることを確認し、原作者としての本日の仕事を終えた。
今日は七夕である。 おりひめとひこぼしが何かしているのである。 今宵、アニメ「有頂天家族」の放映が始まる。 今はまだ午後九時十五分である。 奈良にいる登美彦氏は、孫の運動会を見学に来た祖父のように、ソワソワと落ち着きがない。 テレビはKBS京都に…
アニメ「有頂天家族」が始まる日が近づいているので、ここにお知らせする次第である。 当日誌において「あと○日」とカウントダウンしようという案も出ていたものの、「やるべきかやらざるべきかそれが問題だ」と迷っているうちに、今さらカウントダウンして…
文庫『四畳半王国見聞録』に引き続き、『有頂天家族』のガイドブック的なるものが発売される。 森見登美彦氏へのインタビューから、能登麻美子さん・久米田康治氏・吉原正行監督各氏との対談、『有頂天家族』の舞台めぐり、登場人物相関図、『有頂天家族』の…
森見登美彦氏が、アニメ「有頂天家族」に関するもろもろで右往左往している間に、この小さな恐るべきものが世に出る支度をととのえていたのであった。登美彦氏の第十一子にして、四畳半的暴れん坊。 これは登美彦氏の四畳半的妄想を実験的に煮詰めた本である…
アニメ「有頂天家族」のイベントがあるというので、登美彦氏は南座へ出かけた。 登美彦氏は着慣れない浴衣でヨチヨチ歩いて、南座の建物に楽屋口から入り、エレベーターに乗り、廊下を歩いていった。畳を敷いた部屋があって、「森見登美彦様」と書いた紙が貼…
今を去ること二年前、森見登美彦氏は締切太郎を召還した。 締切太郎の召還とは「並み居る締切次郎たちを一斉に投げ出す」という荒技であり、人生にそう何遍も使える手ではない。乱用すると信用をなくす。しかし当時の登美彦氏はくたばりかかっていたため、や…
森見登美彦氏は東京、名古屋、大阪、京都のサイン会を終えた。 サイン会は楽しく始まり、楽しく終わった。 あまりにも大勢の人たちと連続して会ったので登美彦氏の脳天に血がのぼったことを除けば、サイン会は平和に進んだ。 登美彦氏の著作を介して知り合っ…
森見登美彦氏の第十二子が、全国の書店でうごうごしている。 幸いなことに登美彦氏は、朝日新聞出版から「増刷しますよ」とお知らせを受けた。 お買い上げいただいた紳士淑女の皆さんへ、 「ありがとうございます」 と、登美彦氏は述べている。 そしてこれか…
森見登美彦氏の第十二子『聖なる怠け者の冒険』の旅立ちの日が近づいている。発売日は5月21日である。 とはいえ、村上春樹氏の作品の出版のようにピッチリした線引きを、登美彦氏の場合に求めるのは酷である。 早まったり遅れたりするウッカリ屋さんもあ…
『聖なる怠け者の冒険』発売に伴い、森見登美彦氏のサイン会がおこなわれる。 開催場所は下記の通りである。 (当日誌における告知が遅れたことをお詫びします) 聖なる怠け者の冒険』刊行記念 森見登美彦さんサイン会5月24日(金)18:30〜 三省堂書店 有楽…
村上春樹氏の新作はたいへんに売れているということである。 あんなことは登美彦氏には起こるわけがない。 そう言う人もあるだろう。 「いやしかし!」 登美彦氏は仕事場の達磨の目をぐいぐい塗る。 そして、我が子がおおいに活躍することを祈願する。 「志…
森見登美彦氏の作品史上、もっとも毛深く波乱万丈な小説がアニメになるという。 氏の作品のアニメ化としては、『四畳半神話大系』に続いて二作目である。 以下はアニメ化にあたっての登美彦氏のコメントである。 『有頂天家族』アニメ化にあたって 今を去る…
三月十六日、森見登美彦氏は生駒市図書館で講演的なものをした。 生駒市は登美彦氏がこの世に生をうけた地であり、大学に入学して奈良をはなれるまで暮らした街でもある。 登美彦氏は幼少の頃、今は亡き祖父といっしょに生駒市図書館へ行った記憶がある。 「…
森見登美彦氏は『よつばと!』を読んだ。 「このかわいらしい凄みときたら!」登美彦氏はぷつぷつ呟いた。 できるだけユックリと読み進めたものの、読み進めた先で待つ「読了」という運命を避けることはできない。登美彦氏はやむを得ず読み終え、「また次の…
3月16日に登美彦氏はイベントをする。 「『ペンギン・ハイウェイ』のできるまで」 と題して、そういうことを担当編集者と語る予定である。 担当編集者と語る、というのはちょっと珍しい。 詳細は下記を参照。 生駒市公式ホームページ http://www.city.iko…
森見登美彦氏の日誌の更新をお知らせするtwitterを開始した。 森見登美彦 (@Tomihiko_Morimi) | Twitter この日誌「この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ」は、「今にも更新が途絶えそうなのになかなか終わらない」という感じで続いてきた。 どれだけの人…
http://www.duncan.co.jp/web/stage/melos/ 森見登美彦氏の『新釈走れメロス他四篇』におさめられている短篇「走れメロス」が舞台化されている。 言うまでもなく、本当の原作は太宰治である。 登美彦氏は舞台稽古を見に行ったが、「私はこんなに阿呆なものを…
そろそろ世を飛び交う「明けましておめでとう」も落ち着いてきた頃であろう。 森見登美彦氏は奈良でひっそりと年末年始を迎えた。 さて、お正月のこと。 ひょっこりと2013年氏が訪ねてきた。 2013年氏は達磨のように着ぶくれていた。 そして巨大で真っ赤なマ…