2006-11-07 登美彦氏、凍える 日々 森見登美彦氏は、ふいに襲いかかってきた寒気にびっくりして、「夏が終わったと思ったら、もう冬やんけ!」と叫んだ。「早すぎんか?」 そう言いながら、登美彦氏は痛む身体をおさえている。先日の竹林征伐のツケがまわってきたのだ。 「身体がギクシャクするので机の前に座ってられない」 登美彦氏はそう言って作品から逃げだし、タイガーバームを塗りすぎて身体を冷やし、葛根湯を飲んで身体を温める。痛む身体を布団に横たえてだらだらしていると、気分はすっかりおじいさんである。