登美彦氏、うぃきぺでぃあを読む

 
 森見登美彦氏はうぃきぺでぃあというものを読む。
 自分の項目が立てられていて、自分のやってきたことが細かく書かれていることに驚いたが、以下の記述がへんな気がした。


本上まなみさんが)森見の多くの作品におけるキーパーソン「黒髪の乙女」のモデルだと森見自身が語っている(参照:「野性時代」41)


 「実家に送ってしまって手元にないのだけれども、『野性時代』でそんなことを喋ったかのう。もし誤解されるようなことが書いてあったとしても、そんなつもりはないのだ。たしかに本上まなみさんを重んじているけれども、つねに黒髪の乙女=本上さんと考えているわけではない。『夜は短し歩けよ乙女』に出てくる黒髪の乙女は、どう考えても本上さんのイメージではないと思うし、本上さんも『そりゃそうだ』と言うだろう。それとこれとは話がべつである」


 登美彦氏はもどかしい思いをしているが、「うぃきぺでぃあ」の自分のところを自分で直すと叱られそうな気がするので、直すに直せなくて困っている。
 「直し方が分かる人で登美彦氏の意見に同意してくれる人は、どなたか直して頂けるとありがたい」