登美彦氏、旅を渇望する。


 森見登美彦氏はどこにも出かける余裕がないにもかかわらず、青春18切符を買っていないにもかかわらず、携帯用時刻表の8月号を買った。「これでいつでも旅に出ることができますぞ」と登美彦氏は言っているが、明らかに現実逃避である。いと哀れなることなり。