登美彦氏、痩せ細る。


 森見登美彦氏は二十四時間働く心意気で光り輝く黄金週間へ立ち向かったが、さまざまな困難に見舞われた。
 まずスランプに陥った。
 スランプが治った。
 と思ったらお腹が痛くなった。
 お腹が治った。
 と思ったらスランプになった。
 そうしてただ一切が過ぎていくのだ・・・


 登美彦氏は今後の生涯を締め切り撲滅運動に捧げても悔いはない心境になっているという。
 いと哀れなることなり。