登美彦氏、書斎復活。


 森見登美彦氏の新居はいまだに片づかないが、本日ついに注文していた机が二つ届き、なんとか書斎としての体を整え始めた。明日は本棚が届くという。しかし三月にはサイン会などがあるため、登美彦氏の新居がきちんと機能し始めるのはおそらく三月後半と予想してよい。恋も仕事も滞る。


 「ああ、今の自分には満ち足りた睡眠も行楽もありません。ただ締め切りが過ぎていきます」


 と、登美彦氏は言っている。