芸術新潮 2012年 6月号

 

 芸術新潮 2012年 06月号 [雑誌]


 森見登美彦氏が水面上にポコンと浮かび上がったり、
 また水面下にもぐりこんだりしているうちに、
 奈良の盆地に陽は昇り、また沈み、
 あれほどまばゆかった新緑もだんだんへこたれてきた。
 いつの間にか春が終わる。


 登美彦氏はときどき仕事をしている。


 あまり知られていないことかもしれないが、
 登美彦氏の筆名は『古事記』に由来する。
 「森を見る登美彦」
 芸術新潮に短い文章が掲載されている。