森見登美彦氏の書いた『夜は短し歩けよ乙女』という小説の中に、「古本市の神様」らしい少年が登場する。彼は「すべての本はつながっている」と述べる。
登美彦氏の書いた本で、世界のどの本にもつながっていない本というものは存在しない。
『ペンギン・ハイウェイ』という本も、いろいろな本につながっている。
この本が生まれるのを助けてくれた本たちの一部を、以下に紹介する。
これらの本を「参考資料」と呼ぶと何かが違う。登美彦氏はあまりそういう書き方をしないのである。ではどういう助けになったのかというと、それを説明するのは難しい。わかりやすくつながっている場合もあれば、ささやかなつながりである場合もある。
ただ、これらの本は『ペンギン・ハイウェイ』が書かれている間、登美彦氏の机のまわりに置かれていた。そういうことである。
登美彦氏はこれらの本に感謝しなくてはいけない。
(※新たに3冊を追加した6/20)