『ペンギン・ハイウェイ』が助けられた本たち


 森見登美彦氏の書いた『夜は短し歩けよ乙女』という小説の中に、「古本市の神様」らしい少年が登場する。彼は「すべての本はつながっている」と述べる。
 登美彦氏の書いた本で、世界のどの本にもつながっていない本というものは存在しない。

 
ペンギン・ハイウェイ
 

 『ペンギン・ハイウェイ』という本も、いろいろな本につながっている。
 この本が生まれるのを助けてくれた本たちの一部を、以下に紹介する。
 これらの本を「参考資料」と呼ぶと何かが違う。登美彦氏はあまりそういう書き方をしないのである。ではどういう助けになったのかというと、それを説明するのは難しい。わかりやすくつながっている場合もあれば、ささやかなつながりである場合もある。
 ただ、これらの本は『ペンギン・ハイウェイ』が書かれている間、登美彦氏の机のまわりに置かれていた。そういうことである。
 登美彦氏はこれらの本に感謝しなくてはいけない。
 (※新たに3冊を追加した6/20)

 
ソラリス (スタニスワフ・レム コレクション)  ソラリスの陽のもとに (ハヤカワ文庫 SF 237)  鏡の国のアリス (福音館古典童話シリーズ)


悪童日記 (ハヤカワepi文庫)  文房具を買いに (角川文庫)  アイデアのつくり方


次郎物語〈上〉 (新潮文庫)  新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)  LEGO bookmuseum Vol.1


高い城・文学エッセイ (スタニスワフ・レム コレクション)  理科年表 平成22年 ポケット版  クマのプーさん (岩波少年文庫 (008))


光車よ、まわれ! (ピュアフル文庫)  よつばと! 9 (電撃コミックス)  エーミールと探偵たち (岩波少年文庫 (018))


海底二万海里 (福音館古典童話シリーズ)  かいじゅうたちのいるところ  [rakuten:book:10060411:image]